Lazhのブログ

カニみそ

2023年に作った曲について

はじめに

こんにちは、lazhです。


いよいよ今年ももう終わりですね。皆さん、今年度の用事はひと段落していますでしょうか。僕は27日になってようやく終了しました。疲れた。

ススーロさんのことしか考えてない

毎年一回くらいブログを書いている気がしますが、Twitter(現X)も変わってしまったことだし、来年はもう少しブログを書く頻度を上げてもいいかもしれません。
ツイッターで話すことがどんどんなくなっているのもありますし……。

スズランさんのことしか考えてない

今年はリツイートばかりであまりTwitter(現X)でなにか言ったりお役立ち情報や面白い話などをすることもなかったな~なんて思っています(まあ、ただただ忙しくてあまりそこに時間を割けなかったこともあります……今年サンプルパック作ろうと思ってたんですけど時間ないしやる気ないしで無理でした)。

ロスモンティスさんのことしか考えてない

ただ、Twitter(現X)でののそのそした動きとは反対に、なんだかんだ今年は活動的だった気がします。ELECTRさんとのEPも最近リリースしましたし、何回か出演したし、それ以外でもクラブにそこそも足を運んだり、友達と遊んだり……悪くない年ではあったのかもしれません。

 

ちなみに、今年作った曲は24曲でした。割と作ったみたいです。

 


1. Lazhward - Bouquet of Smiles(260 Triplet mix) 

 

多分今年最初に作った曲ですね。スズラン - 笑顔の花束を聴いてください。

 

 

これはサンプル元が出てから大体6日くらいで作った曲です。

 

影響を受けた曲は

これと

これと

これ

ですね。

 

最初から最後まで徹頭徹尾跳ねリズムで、ずっと三連符で通しました。

跳ねてたり、三連符を多用した-core系統の速い曲ってあんまりありませんよね~。

グルーヴ、本当に好みなのでもっと増えてほしい。

 

あと、Tsundere Violenceにこれを出したんですけど、Himekoが調子悪かったみたいでなかなかリリースまで時間がかかりましたね。

でも調子が戻ったようで本当によかった。

Tsundere Violenceが好きだし、Himekoの作る曲が好きなので(特に別名義のNinja McTis)消えてしまわず安心……。

 


2. Lazhward - dam

特にどこにも出してない曲。

Joga - DAM DARIRAMが好きなので作った曲ですね。

 

あんまり考えず完成しましたが、Trancecore+ガバのようなDJ Sharpnelライクな(それともちょっと違うような気がしないでもないけど)J-Coreを目指したっぽい感じになりました。

 

リードにはVK-1 Viking Synthesizerを2本重ねて使ってます。

FLのLayerを使用し、2本同時に鳴らして完全に左右に分けてみました。元々割と厚めですが、さらに厚みが出てよかったかも。

FLのLayer、結構便利なので使ってみてください。

リードとかをレイヤーするときに同じメロディーをコピペする必要がなくて楽です。


Patcherlizeして中にシンセサイザーを複数突っ込むやり方もあるんですが、レイヤーしている音をそれぞれ別のタイミングで鳴らせないんですよね。

Layerを使うときLayer自体にノーツを置かなければそれぞれ違うノーツを突っ込んで別々に鳴らすことができます(この使い方したことないんですけど)。

 


3. Lazhward - Dance, as the world goes

特にどこにも出してない曲2


この曲は去年からの個人的な流行りである「ベースが大きいせいで曲全体が割れる」を全体のバランスに無理のない形で実現できた曲です。

 

なかなかコンセプト通り上手い具合にまとまってよかったですね。
*なお、ベースがデカすぎるとどうなるんだろうと思って手を抜いて作った曲がこちら↓

 

 

ちなみに割り方は非常に簡単で、1つのトラックにまとめてクリッパーで音を割るだけです(そういえば最も好きなクリッパーのLittleClipperは終売だそうです。悲しいけど一応2が出たみたいです)。

 

ただ、マスターで割るとなると曲を作っていて小回りが利かなくなることが多いので、便宜上のマスターをもう一つ作った方が賢いやり方かもしれません(要は、空のトラックを用意してそれに使用しているトラックをすべて繋ぎ、さらにそこから本来のマスタートラックへパッチすればいいという意味)。

 

あと、これ作っててハイをちょっと多めに出したんですけどやっぱりロリコアはハイをちゃんと出してこそだな~とは思います。
マスターでハイを削らないでください。

 

ハイを出せ!!!!!!!!

 

Lo-fi流行っているしハイ上げてHi-fiのタグ名乗っていこうかな(もうやってる人いそうだけど)。

 

ちなみに今年一番面白かったコメントはこちらです。

ありがとう。

 

 

4. Lazhward -  Ellie The Little Witch

味噌レコさんに日常系コンピで呼ばれて作った曲です。
ちなみに超迷走し、3回作り直してようやく完成しました。

 

 

迷走中にLittle Witch in the Woodsをプレイして、ほのぼのゲームで癒されたためこのゲームのサンプリングを行うことにしたら、すぐできました(やった!)。

話を逸らすのですが、Little Witch in the Woodsは結構期待しているアーリーアクセスのゲームです。戦闘がなく採集により手間がかかる某アトリエみたいな感じと思いきや結構雰囲気ゲーですね。それでもまあ錬金に関してはもうちょっと難易度上げてもいいかもとは思います。


アーリーアクセスなのでアップデートは定期的にあって、どんどん良くなっているみたいなのでちょっとこれ書き終わったらプレイしようかな。

 

何より……

 

 

かわいい!!!

 

 


主人公のEllieちゃんの絵が沢山用意されており、喋る内容や状況に応じてコロコロ表情を変えてくれます。非常に良い。動物もかわいい。全体的に本当に雰囲気がいい。
かわいい魔女とほのぼのした世界観が好きならやった方がいいです。

 

おすすめ。

 

曲の話に戻りますが、コンセプトに沿いながらうまくやれたとは思います。

 

主に3+3+2のリズムで基本的にはJuke/Footworkのリズムをベースに作りましたが、上にブレイクビーツやシェイカーなど盛りだくさんで作ったためあんまりそれっぽさが出ている感じではなくなりましたね。これはこれで結構好きです。

 

途中で鳴っているベースはFLのベース音源をACID(sonyのやつ)に付属していたアンプシミュレーターを通して鳴らしてます。

 

3:00~のベースは元気が出てきて+2~3octほど上にしてしまったのはちょっと後で聴き返して笑っちゃいました。盛り上がって来るとベースのオクターブを妙に上げる癖があるらしい……。

 

まあ、日常っぽさは損なわずにうまく踊れそうなものが作れましたね(まあ結構変な曲になったような気がしますが)。

 


5. ej ito - stabbed and sliced

やりたかったことだけやってあとはすべて手癖で終わらせた曲。


二回目のサビがやりたかったことで、(おそらく)FLでしかできないピアノロールのスライスを行いました。

元のメロディーを組んで、タイムライン上でピアノロール(正式名称忘れた)をスライスして入れ替えるだけでなんと新しいフレーズが簡単に出来上がります!!(割と楽にできるのでやる気がないときには本当におすすめです)

 

ただ、ピアノロール自体はサンプルと違ってオートスライスの機能がないので(特によく使う拍ごとに切り刻むのが使えないのは痛い)ちょっとだけ面倒でした。

↑オーディオクリップの左上を左クリック→RegionタブのChop→Time basedから選択

これ本当に便利です

 

ちなみに三番目のサビは完全におまけです。

 

余談ですが、タイトルが図らずともダブルミーニングになっているのに後で気づいてちょっと笑いました。

 


6. ej ito - Broken Fader

何かと今年はSupireさんが関わっている曲が多く、実は3曲(いま進めているの含めると4曲)もあります。すごい。

 

ちょっと前にこの曲と次の曲で2曲入りのEPをそれぞれ一つづつ出したのですが、Supireさんが曲作るの上手すぎて自分が出した曲が二つとも若干荒削りな面が目立つような気がします。単に僕の努力不足なのかもしれないけど。

 

話はちょっとそれますが、Supireさんが最近出していたdnbは完全に現代dnbっぽい音になっていて、ニコニコになりました。

 

で、今年は(今年も、というべきか?)Neosignal Recordingsにハマっており、Maysev & Matens - Tunnel Driveが本当にすごすぎて、真似したくなったんですよね。

この曲はキックが存在していないにもかかわらずそれ以外の音をダッキングすることによってキックがあたかも存在しているかのようなグルーヴを作ること(これを僕は虚無のキックと呼んでいます)に成功している変な曲です。

 

この曲ではそこまでたくさん鳴っていない虚無のキックですが、もっと鳴らしたらどうなるんだろう??という疑問を元に曲を作りました。


面白い曲にはなったと思います(キックの音量はちょっと大きかったかもしれないけど)。

 


7. ej ito - Unknown Material #4683

EPに出した曲2。


Image-Lineプラグイン、Pitch ShifterのテストとしてHarftimeを作ったのが元々で、プラグインのテストの意味合いが強い思いついたものを全て次から次へと突っ込んだ曲です。

 

落ち着きがないのはそのせいで、もうちょっと構成は考える余地があったかもしれませんね。

 

もっと言うならば、サウンドとしては割と好みだけれども若干dnbの枠を外れすぎているパート(と、いうかジャンル名に自分では心当たりがないパート)が存在するのと、最終盤のパーカッション(シェイカー他)がもうちょっとやりようがあったかな~なんて。

 

それでも、ちょっと荒削りだけど実験作としてはやれるだけやれて面白くはなったかな~なんて思います。

 

来年はもうちょっと現代らしいdnbの音を模索していきたいかも。

 


8. ej ito - 20230403b

あまりにもやる気がないタイトル。
大体タイトルにはやる気がないのはいつものことなのですが……それにしてもひどい。

 

この曲についてですが、僕はどうも、年に数回Houseが作りたくなるタイミングが存在しているらしく、そのタイミングで手持ちのものを使ってぱぱっと作った曲です。多分製作時間は4時間切ってるんじゃないかな。

 

ちょっと前にbehringerのtd-3を9k弱で買ったのもあって、がっつり鳴らしてみようと思ったもののそれだけではあまりにも芸がないな~と思ったため左と右でそれぞれsqとsawの音を別々に鳴らしています。


ステレオイメージャーやリバーブなどといった音とはまた違った広がり方があり、中々面白い感じになりましたね。あとは手癖で作ったので書くことなし。

 


9. ej ito - 22252214c

あまりにもやる気がないタイトル2。


実は上で書いた ej ito - 20230403b の前に21年にも ej ito - 2021811a という似たような曲を作っていて、2つの曲をサンプリングして切り刻んで別物にしてしまおう!というmashcore的手法の産物です。

 

a→bと来たらタイトルの最後はcにして、aの日付とbの日付を足して……とか考えてたら実は 2021811a は 20210811a でなかったため、桁が違って思ってたタイトルと違う結果が出ました。直すのが面倒だったのでこのままです。

 

自分の曲を切り刻んで再構築するのは何度かやりましたが、後から音を全く足してない中でこれは今のところ一番上手くいったかな。-core系とも取れない感じが気に入っています。

 

 

10.  ej ito - less than minimal dnb

一発ギャグ?
Ride and Bass(新ジャンル)です。

 

先述した ej ito - Broken Fader でやった「虚無のキック」の概念を更に拡張して、キックを一回も鳴らさない……どころかスネアすらも消し去ってパーカッションをRideのみに絞り、グルーヴを虚無のキックで生み出しているあまりにも馬鹿馬鹿しい曲です。

 

それなのにも関わらず、結構ダンスミュージックとしての体裁は保てているような気がするのが更に面白いポイントかもしれませんね。


これを書いていて思いましたが、実のところこの曲はもっとミニマルになれたかも。

おそらくもっと少ない構成材料で成立したはずですね。

 

そう考えると、虚無のキックはかなり革新的な技法なのかもしれません。

 

まあそれはともかく、この曲は本当にアイデア一発勝負でしたが、結構気に入ってます。

 

余談: 去年も 恋愛サーキュレーション(pencil's Bootleg)(Lazh's180Boot) でアイデア一発芸やってたような……(サビを小節初めのキックとフィルのみで構成するなど)。

 


11. Emmy & Bandersntach - GM Player

無責任レコーズのFriendly Fire vol.3に出した曲ですね。
買物件さんと曲を作るのにあたって、どうしてもちょっと前に購入したKorgのEMX-1を使いたくなって物件さんの家に持っていき、制作を開始しました。

 

物件さん宅で何をサンプリングしたいか話しながらキックとパーカッションのループをEMX-1で作り録音し(この時2人で作業していたら録音が凄まじく楽だった、実機で制作するときは数人でやると効率が非常に良いかもしれない)、自宅に帰ってから物件さんとサンプリングしたい曲を含めデータを共有してFLで作りました。

 

曲を作っていてイライラするところがあまりにもなかったおかげで僕が暴走し、最初から4分程度自分のパートを一気に作ってしまうという暴挙に出てしまったのはちょっと反省しています(合作するつもりあるのか?)。

 

曲の内容なんですが、使っている機材からして古い音のteknoをやる気満々で作りました。


でも、ただそのスタイルに倣うだけでは面白くないため、裏で鳴らしている賑やかしのシンセサイザーを32分で鳴らしたり、ウワモノのサンプルを滅茶苦茶に刻んだり……あんまり聴かない感じのスタイルにはなったとは思います(まあ自分たち以外にあまり需要はなさそうですが)。

 

大分気に入っていて、自分で結構聞き返しています。

 

*2:50~くらいからのサンプルって何?という質問が前soundcloudに来ていたのでここで返答します(元のコメントが消えてしまったため)。

元ネタはこれです。

 


12. Luliloli - have you never been mellow

別名義のluliloliで出した曲です。Lazhwardのsoundcloudページ、もうパンパンで曲上げられないんですよね。

 

サンプリング元はみんな大好きOlivia Project - Have You Never Been Mellow
です。

 

この曲はちょっと前に作った変なキックを使いたくて作り始めたんですが、思いついたものや真似してみたかった技法をバンバン突っ込んだらかなり変な曲になってしまいました(最後には飽きて適当に終わらせてるし……)。

 

0:45~の原曲を流すパートは Afraid To Feel (Charlie B Junkie Edit) の展開を真似しました。突然bpmとピッチ変わるの素晴らしすぎて……。

ちなみにこの曲で一番気に入っているパートは1:21~ですね。
音の減り方から入り方まで全部いい感じにうまくいったと思います。
フィルの瞬間にリバーブのdry/wetを調節してメリハリを出すのは結構面白いな~と改めて思いますね。

 


13. ej ito - Bh145

MAD BREAKS - MBS004: 2nd Anniversary! に収録された曲です。

 

実はNull Specification - Flap2U Beyond Frictionに影響を受けており(本当にこの曲すごいので聴いてほしい)、不安になるリフを作りたくて作った曲です。

なかなか変なリフができた気がします(不安になるかはわかりませんが)。

それ以外はいつも通りのHardcore Breakbeats……というわけでもなく、ずっと同じリズムを繰り返していると飽きるのでJungleっぽくリズムを変えたり4つ打ちにしたりなど質感は保ちつつグルーヴを変えられたな~と思います。いい感じにはなった。

 


14. ej ito - Awesome Overtake

今年の8月にあったSuihei Records主催のパーティー、LATERAL THINKINGで頒布されたSUIEX-001 - LATERAL THINKING SAMPLERに入っている曲です。

 

LATERAL THINKING、本当に楽しいパーティーでした!!!
闇のサンプリングミュージックが沢山流れて非常に幸せでした。
呼んでくれたAkiさん、出演者の皆さんに感謝!!!
一緒に下北沢でケーブル探してくれたボニアさんにも感謝です……(本当にすみません)。

 

で、この曲なんですが、Samurai Breaks & Nova Cheq - Victory Lap がリファレンスです(もう名前からも音からもどう考えてもそうですよね)。

 

Samurai Breaksの曲、本当に好きだったのでまずは真似してみよう!となったのですが、やっぱり真似するだけじゃ面白くないよな~と思って展開に遊びを入れたり(2:37~ほぼフェイクドロップですね)、ちょっと前に買ったターンテーブル(pdx-3000mk2)のmidi入力に応じて回転数が変化する機能を使い、EMX-1のシーケンサーからmidiを吐き出させてレコードのpadが鳴っている部分を回転数を変化させることでピッチを変えてメロディーを組み、サンプリングしてgateをかけたりなど、中々遊びながら作りました。

 

遊びながらも真面目な良い中間をとれたかな、と思っています。

 

余談ですが、どうやらakiさんがマスタリングを頼んだ際にこの曲だけマスタリングエンジニアが気に入ってくれたらしくコメントがあったらしいです(今年一番ミキシングが上手く行った曲なので、ちょっと自慢したかった)。

ありがとう~



15. Lazhward - Chroma 280

あまりにもやる気がないタイトル3。サンプリング元のタイトルにbpm表記を付けただけ。真面目にやってください。

 

とは言っても、曲自体はかなり真面目に作っています。本当は名前を付け直そうか迷ったんですけど良いタイトルが思いつかなくて諦めました……。

 

で、サンプリング元の曲である"クローマ"なんですけど、本当に凄い曲です。


今年密かにハマっていた左右で違う声が流れる曲の中の一つなのですが(アニメソングなどで、左右でそれぞれキャラクターごとにパンが振られていることがあります)、この曲は恐るべきことに、左右で歌詞もリズムも違うんですよね(これは凄まじいことです)。

 

余談ですが、実はこの曲を聴く前に左右でリズムも歌詞も違う曲を聴いたことがあります(多分Lzieさんの曲だったかな?左右で同じスケールで同じコードの違う曲を流すやつなので、当然リズムも違う)。

 

ただ、一からそういう曲を作っているというのが本当に意味不明すぎて凄い!!!!
ということで、この曲を聴きたいがために3本のゲームをプレイせざるを得なくなりました(何?)。

 

というのも、これは"リディー&スールのアトリエ"でop曲として使われていまして、その"リディー&スールのアトリエ"は不思議シリーズの3作目ということで……

 

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~DX

フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~DX

リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~DX

の計3作をプレイしました……。
結構苦しかった。

 

特にフィリスのアトリエがかなり辛かったです。移動が異常に面倒なのと(中盤より改善)時間制限が序盤に存在しており、焦らせられるというのが不愉快でしょうがなかったです。

 

それでも錬金システムは本当に良かったですが。

 

結局リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~もクリアしたのですが、ありえないくらい面白かったです。

 

連作だからやりづらいかもしれませんが、ストーリーを抜きにしても錬金が本当に面白く、全員にやってほしいですね。買いなさい。

ストーリーもかなり面白いのですが、楽しむためには3作やらないといけないのがあまりにもハードルが高く、正直あんまりその点については全くと言っていいほど他人にお勧めする気になれません。

 

ソフィーのアトリエに3~40時間、フィリスのアトリエ全エンド回収で50時間程度掛かるので……。

 

めちゃくちゃ話が逸れましたね。元に戻します。

先述した通り、サンプリングした曲は左右で違う声が違うリズムで鳴るのでブレイクビートも左右で違うものを鳴らしています。

フィルの部分でも左右でタイミングをずらしたり、パンをバンバン振ったりとにかくステレオ感を意識させるような感じで作っていました。

 

元々情報量が多かった原曲から情報量が更に多くなり、更に255bpmで作っていたものをマスタリング段階で280bpmまで上げて……(ここ2年ほどでの自分の中の流行りです)

情報量が多い曲、本当に嬉しいすぎる!!!!

 

ところで今年はあんまりキックの種類をぽんぽん変える曲を作らなかったみたいなんですよね。キックよりウワモノの刻みとブレイクビーツのハイに集中した曲が多い気がします。

 

もちろんキックを沢山使うのがかなり面倒なのはありますが、ELECTRさんとの合作(実はこのchroma 280を作った時点で完成しています)の辺りでロースカスカハイバリバリロリコアの気持ちになったような気がします。

 

まあ、来年はまた違う音をやっているかもしれないですし、そのままかもしれませんね。ただ、遅くはなりません。多分。


これからの流行りはBPM280。遅ぇ奴から置いていく。

 

 

16. Lazhward - [タイトル未定]

どこにも出してないしsoundcloudにも載せていない曲。タイトルすら決まってない。早く決めなさい。
実はアーメン高専で流しました。

 

聴いたことない曲について書かれてもしょうがないとは思うんですが、半分以上この文章は僕の備忘録なので我慢してください(ちなみにもう半分は自己顕示欲の消化、自己肯定感を上げるためのものです)。

 

KIRIKO - have eyes only for you...が良すぎてサンプリングしたやつです。pencilさんありがとうございます。

 

この曲はpencil - end(never) vipにかなり影響を受けて作られています。デカすぎるリバーブを掛けるのは本当に嬉しくなれる行為。

 

中盤くらいのサビ、表拍で毎拍ベースを置き続けているのはジャズとかでたまに見るランニングベースのことを思い出して、入れてみたら面白かったのでそのままになってます。

 

これも元気が有り余ってベースのオクターブを+2とか+3してるの何なんだ???

多分acidの打ち込みをするときと同じ気持ちでjungleのベース打ち込んでるのかな……。

 

 

17. Luliloli - In those distant clouds

3.に説明あり。本当にベースがでかすぎて他の全ての音が割れたら嬉しいだろうな~ということしか考えていなかったため、書くことが本当にない。

サンプリングしたCD内になぜかジャケットのpsdデータが入ってたのが謎でした。

 

以上!

 

 

18. ej ito - Gate 5

楽しくなってサクッと作ったシリーズ。多分完成まで5時間切ってる。

 

Леонид Агутин - Летний дождь (Daly bootleg)を聴いて、変な位置にスネアを置くdnbをやりたくなったので勢いで作り始めました。

試してみたものの、意外と変な場所にスネアをおいても成り立つんだな~と思いました。結構いい感じになってよかったです。

 

ところで2020年頃からJumpup派生らしき音の変なDnBが結構流行っているのですが(大体noisia周り)最近そこらがちょっと食傷気味になりつつあり、ロシアのDnBとか名門Hospital Recordsのサブレーベル、Med School Records周りなどを掘ってました。

ちなみにMed Schoolからちょくちょく曲を出している中ではLakewayが一番好きです。

 

この辺はまた違った音をしていて、あんまりミニマルでタイトな印象を受けない曲が多く、結構好きです。

こんな感じのやつとか……。Lakewayの話したのにも関わらずLakewayの曲ではない

 

 

19. Emmy&Moetek - Boke Shine 

無責任レコーズのSamplingsaurusに出した曲です。

飲んだ帰りに(というか帰れなくなった)moetekさん宅にお邪魔して、爆酔いして一緒に作り始めた曲です。

泊めてくれてありがとうございます。

 

作ったもの、最初は割と酷かったらしいんですけど(キックがでかすぎて他の音が全く聞こえないなど)最後にはいい感じになったかな~と思います。

 

二人共古めのtekcoreが好きなので、本当に古臭い音になってくれてよかった~

 

パートはだいたい前半が僕が作っていて、後半はmoetekさんが作っています。

 

 

20. ej ito - love fever

酔っぱらって作った曲2。

 

これは完成まで2時間半と超短時間で完成した本当に粗製Houseなのでところどころ手抜き感があってそれはそれでちょっと好みではある。

 

・過去にボーカルだけぶち抜いたItalo house(過去の曲で使用済み)

・使い慣れたブレイクビーツ

・やる気のない完全にループするsin波ベース

・1/3、2/4回目のフィルを完全に同じものにしてしまう

 

など……。

 

完全に酔った状態でマスタリングまで行ったため、各チャンネルのバランスが悪い。酔っぱらってるときはやっぱりメーターを見ながら作った方がいいのかな。

そもそもまともに音が分からない状態で曲の仕上げをするのが間違っている気が……

そういえば今年はKORGのNu:Tekt NTS-2 oscilloscopeが発売されて、ちょっとほしかったものの、普段からメーターを見る習慣が全くないので無用の長物になる可能性があり購入を見送ったことを思い出しました。

でもやっぱりかっこいいし、賑やかし要員として机の上にいてもらうために買っちゃおうかな。

 

 

21.  emmy - split

SupireさんとMothtek(moetekさんとは別人)さんが企画したPsytribeのコンピレーションアルバム、Quetzal Modに参加した曲です。

 

オーソドックスなスタイルのPsytribeは誰かがやるだろうと思い、Hitechと最近っぽい感じ(2019年頃~)のメインストリームなHardtekの融合を目標にやってみました。

 

曲自体はかなり面白くなりつつ踊れる感じにはなってくれたので個人的にはそこそこ気に入っているのですが、当初の目標は達成できず……。

いつもの事ですが、何か目標を立てて曲を作ると大体脇道にそれて行き、目標をほぼすべて忘れてしまうんですよね。アホすぎる。

 

そもそも最初に置いたキックが悪いですね。けっこう音が濁っているキックを置いたのがすべての間違いでした。濁っている音、大好き!

そこからHitechの上辺だけの要素を取り入れ……。

 

これは何?

 

でもSupireさんには結構好評だったので良かったです。

 

 

22. Lazhward - Like Popcorn

多分来年リリースされます。前半260/130、後半260の変なmashcoreです。

 

260↑のbpmで半取りと通常、倍取りを混ぜ込んだグルーヴ、本当に美しい……。

と、いうことで最近(2021~)の黒メガネさんの曲、特に96-glass - Shitmix9999に非常に影響を受けて作り始めた曲ですね。黒メガネさんが本当にレジェンド過ぎて……。

 

で、ただ影響を受けて真似するだけではあんまり面白くないので、自分が好きでかつあんまりmashcoreに登場しなさそうな曲(Latin JazzやTech House、Electronic[狭義]など)を使ってみました……が、3分程度で力尽きました。

 

そこで丁度放送中だったマサムネ君のリベンジ(2期)のopが良すぎてサンプリングしたくなったため、後半はロリコアになっています(どうしてそうなった?)。

 

 

23. Lazhward & ELECTR - The Land in that Village does Not Grow Crops in Abundance

ELECTRさんと一緒に280bpm(大体)のロリコアを9分やった合作です。長すぎる。タイトルも長い。

 

本当に良い曲になりました。実は今年の中頃には既に完成していたのですが、EPを作っちゃおうという話になって遅れに遅れて(曲を公開せず自分たちで聴いて満足してしまい、面倒になってきたのもちょっとある……)2023/12/1リリースとなりました。

まだダウンロードしてない人はしていってね。おまけもあるよ。

 

作り方なんですが、とりあえずサンプリングしたい曲を2人で話し合い、グリッド上に全部並べて曲同士を上手い具合に繋げてから色々スタートしたら超楽でした。

最初に展開がほぼ決まってるから悩まなくて良いので最高。

 

自分が作ったパートについてなんですが、全体的に音像をかなりELECTRさんに寄せました。

 

ハイバリバリミッドスカスカローマアマア

 

 

やっぱりブレイクビーツのハイがよく出てると本当にうれしいですね。

音像を若干寄せつつ、上手いことできたんじゃないかな~と思います。

 

ハイ出すぎ・急激な場面転換・実験的・雑・音割れすぎ・投げっぱなし……など普段やらない自分がロリコアで本当に大好きな事をこれでもかというくらいできて、本当に非常~~に満足です。ありがとうございました。本当に楽しかったです。

 

それでは、入巣蒔菜さんをこれからもよろしくお願いいたします。

 

 

24. Lazhward - Where Will We Return To

これ

2023/12/26に完成した今年最後に作った曲。ちなみに4~5カ月前から作っていて、ようやく完成した……。締め切りに間に合ってよかったです。

多分来年の頭あたりで出るんじゃないかな~~……。

 

この曲なんですけど、最初に凝って作ったら最後までその凝りようをどうにか維持しないといけないという強迫観念に駆られて作らされたんですよね。[誰によって?]

そしたらなんと!曲が進むにつれてどんどん面倒なことをやり始めて完全に終了しました。あまりにもまぬけすぎる。

 

音楽のいわゆる"崩し"が非常に大好きなので、基本リズムがぎりぎり残る程度であとは全部崩しにしました。聴いてると非常に楽しいもののありえないくらい面倒くさい。

あとキック連打が大好きなので、いつもの倍くらいキックを連打しました。聴いてて楽しい曲にはなった。2分半しかないけど

 

 

 

今年作った曲についてはそんな感じです。

 

こんな感じでした。

実は今年よかったゲームとかアニメとか小説とかまとめたかったんですけど、どう考えてもこれの2倍以上の文章量になると思うので止めておきます……。

 

来年の目標について

1. 減酒、また休肝日の作成

無理でしょ

今年は仕事のストレスにより飲酒量が大幅に増大しました。本当にありがとうございます。(あと単純に世の中においしい酒が多すぎるのもある)

今年は3日しか酒を飲まなかった日がありませんでした。

 

1. 健康診断の前日

2. 溶連菌にやられてダウンしていた初日

3. 21時間睡眠した休日

 

ちょっと最近胃が張ってて押すと痛いレベルまで来てしまったので、そろそろ胃を労わる時が来たようです。

ちなみに肝臓はちゃんと健康体です。よかったね。

 

 

 

 

以上です。来年もよいお年を。